未来人か超古代文明か?トルコの1400万年前の車輪痕
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中央トルコを南北にまたがるフリギア・バレーには、化石化した車輪痕が残っています。これは新しいものではなく、はるか古代のものだということが分かりました。
その年代はなんと1400万年前。ホモ・サピエンスどころか、類人猿のごく初期の時代です。
そんなはるか古代に戦車で泥の上を走った「何か」がいたと言うのでしょうか?科学者たちはこのわだちの化石に困惑しています。
泥地を駆け抜けた古代の車輪
ロシアの地質学者コルチピン博士は、3人の同僚とこのわだちを視察に訪れ詳細な調査を行いました。
この調査によって、車輪の跡を形成する岩は火山灰が長い時間をかけて固まった火山岩だということが分かりました。
コルチピン博士はこう言います。
「火山岩の年代測定方法はよく研究されています。地質学者として、私は確かにこの火山岩は120~140万年前のものだと断定します。100万年以上前に、当時は泥地だったフリギアの谷で戦車でドライブした”何者か”がいるようです。それは人類に限りません」
わだちのペアは常に同じ距離を保ち、それは車輪跡と考えるべき特徴を備えています。車軸が地面をこすった痕も残されていました。馬の足あとが無いため馬が引っ張る戦車でもなく、エンジンを積んだ自動車のようです。
車輪の幅は現代のものとほぼ同じくらいですが、現代のトラックよりも深いわだちが残っていると博士は言います。
この問題はアカデミックな考古学からは無視されることになるでしょう。
コルチピン博士は言います。「私たちは人類が登場する以前に存在した文明の痕跡を見ていると思います。たぶんその前文明の生き物は、現代の人間とは違うものだったでしょう」
彼はこの車輪痕が数少ない超古代文明の痕跡だと考えています。
何が車輪痕を残したのか?
いくつかのシナリオが考えられます。
・超古代に存在した高い科学技術を持つ文明のもの
人類の発生は10~20万年で現代の科学水準に発展しました。
テクノロジーがムーアの法則に則り、正の指数関数的に一定の割合で発展していくとすると、数千万年単位では現代と同じような科学レベルに達した生命が存在していても全くおかしくはありません。痕跡が見つかっていないだけのことなのです。
1400万年前~600万年前の間の類人猿の化石は見つかっておらず、空白期間となっているのは偶然でしょうか。
・タイムトラベルしてきた未来人がドライブをしたもの
過去にタイムトラベルをすることは現在の物理学では困難とされていますが、将来的には解決されているかもしれません。
タイムトラベルでやってきた未来の人々が、この地を車で走って残した痕跡を見ているのかもしれません。
・足を引きずって歩く生き物の痕跡
巨大な何かの生き物が残した痕跡なのかもしれません。
絶滅した未知の動物は私達には想像もつきません。
・氷河による侵食
1400万年前から何度も氷期を迎えているため、この谷が氷河に覆われていた時代もあるでしょう。
氷河地形は流線型の擦痕を残すことで知られており、氷河に取り込まれた岩石が長い距離をゆっくりと移動すれば、このような痕跡が残るかもしれません。
・宇宙人の関与(8/26追記)
宇宙人がこの生命にあふれる星を見つけたら何をするでしょうか?
我々人類であればまず無人機で探査をするでしょう。その後に有人探査です。
そうした無人機が遥か昔に宇宙から降り立って、地球を観察していたのではないでしょうか。
もしくは宇宙人が知恵を技術を授け、地球の類人猿を進化させて超技術を授けたのかもしれません。
参照:dailymail