欧米人はなぜかベーコンが大好きです。何にでもクリスピーにこんがり焼いたベーコンをトッピングしたがります。
そうしたベーコン愛が高じて彼らはベーコンを炭水化物にしたり、パイの包み生地にしたりとベーコンレシピを作り出すことに余念がありません。
ベーコンで巻くのはアスパラとかプチトマトぐらいな日本人には到底理解できないとんでもないレシピをご紹介します。
パイナップルのベーコン包み焼き
これを美味そうと思うか酷いと思うかでベーコン愛が試されるでしょう。パイナップルのくりぬいた部分に豚のリブを詰め込み、パイナップルをベーコンで包んでオーブングリルでじっくりと時間をかけて焼き上げた逸品です。
この料理はソーセージやハラペーニョを組み込むためにレシピが数回作りなおされました。
ポーキー・ピッグスキン
豚の丸焼きを食卓に並べるにはたくさんの障害が待ち構えています。巨大なオーブンが必要だし、多すぎる骨に対してベーコンは少ないことになってしまいます。
そうした障害を避けたい場合にこのレシピは役にたちます。
基本的にはハンバーグをベーコンで包んでソーセージの足とぶた鼻、ハムの耳、ぶたの皮でできたテールを付けて焼いただけの料理です。
ベーコンバーガー
ベーコンは炭水化物より美味しい。だからパンをなくしてベーコンにしよう。そんな狂った発想で作られたのがこのベーコンバーガーです。
ベーコンで包んだハンバーグでハンバーグをサンドしたこの料理はハンバーガーの定義を根底から覆します。
ベーコンピザ
パンの代わりになるならピザ生地もイケる!そんなノリで編み出されたであろうこの料理は、ベーコンを織り込んでピザ生地にしています。
もはや彼らにとってはベーコンは炭水化物なのです。この料理にはベーコン織りという世界でも稀な技法が使われています。
パイナップルとモッツァレラチーズのベーコンドーナツ
パイナップルにモッツァレラチーズを載せ、ベーコンで包んだドーナツはトマトソースを付けて食べれば味もカロリーもピザに引けを取りません。
ベーコン寿司
寿司が世界に広まり寿司っぽい何かが大量に生み出されているのはご存知の通り。日本人としては受け入れがたいこのベーコン寿司は、欧米では朝食なんだそうです。
海苔の代わりにベーコンを使い、クリーミーなリゾットが包まれています。
スモアベーコン
スモアとはキャンプファイヤーで焼いたマシュマロとチョコレートをクラッカーで挟んで食べるアメリカとカナダで大人気のキャンプ料理です。
そのスモアをクラッカーの代わりにベーコンで味わえるのがこのスモアベーコン。一発で胃もたれしそうな脂っぽさが伺えますが、甘じょっぱさが一度食べたら止められなくなるでしょう。
ベーコンのドリトスまぶし揚げ
この料理は小麦粉と卵をまぶし、衣の代わりにドリトスをまぶして揚げたベーコンフライです。さくさくスパイシーな美味しさはごはんのお供にもなるはず。
砂糖漬けベーコン
ただでさえ琥珀色なベーコンですが、カラメルでコーティングされるとなお一層輝きを増します。
ウォッカベースにアマレット、アップルジャック、メープルシロップとアップルサイダーを使ったこのカクテルを、砂糖漬けベーコンが肉肉しく飾り立てます。スモーキーな豚肉の香りが素敵な夜を演出してくれることでしょう。
ベーコンりんご飴
日本でも縁日でお馴染みのりんご飴は海外発祥。あちらではハロウィンで食べられる人気のお菓子です。
りんご飴を愛する欧米人は、愛するベーコンとりんご飴が一緒になっていたら幸せだと考えました。ベーコンで包んだりんごをまるごと焼いて、カラメルに漬けたこのお菓子はお祭りの新定番になることでしょう。
オレオのベーコン包み揚げ
賢い人は、魔法のように我々を魅了してやまないオレオの中毒性と、ベーコンの中毒性に類似点があることに気付きました。
この両者を一緒にしてしまえばより多くの人を虜にできるかもしれません。こうして一口食べたらもう止まらない魔性のお菓子が誕生しました。
あなたは食べてみたい、作ってみたいベーコン料理はありましたか?私は正直に言って、異常なベーコン愛に引きながらもヨダレがとまりません。