大爆発のあった天津で事故後初の雨が降る→街が謎の泡だらけに
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化学物質による大爆発が起きた天津で、事故後初めての雨が降りました。
水に触れると発火する危険な物質が飛び散ったと言われており火事が心配されましたが、街を覆ったのは正体不明の白い泡でした。
この泡に触れた人は刺すような痛みを感じ、触らなくても唇や顔に灼けつくようなヒリヒリ感、かゆみなどを訴えていると中国メディアが伝えています。
事故で漏れだしたシアン化ナトリウム700tは水と反応すると有毒ガスのシアン化水素を発生させます。シアン化水素は軍で毒ガス兵器として使用されるほどの猛毒です。
天津市環境保護局のチーフエンジニアは、市内でシアン化水素濃度の上昇を確認しましたが、「非常に深刻なレベルではない」との声明を発表しています。
中国当局は、天津の空気と上下水道が安全であると主張していますが、それを信用している人は少ないようです。
当局は有害物質のさらなる拡散を防ぐため、爆心地から10平方メートルに小さなダムを作っています。