©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

これはチベットの山の中で撮影されたユキヒョウの狩りの一コマ。

この写真のどこかにユキヒョウが隠れてバーラル（ヤギの一種）を待ちぶせしています。どこにいるか分かるでしょうか？

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

こちらの写真にもユキヒョウが隠れています。正解を見るにはこのページの一番下までスクロールして下さい。

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

これらの写真はインドのヒマラヤで、写真家のインガー・ヴァンダイクさんによって撮影されました。

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

ユキヒョウはヒマラヤの岩山に生息しています。

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

天然の迷彩模様は岩と草に非常によく溶け込むことができます。

ヴァンダイクさんはオーストラリア出身の女性カメラマン。彼女はユキヒョウを撮影するために17日間シャワーを浴びずに同じ服で過ごしたと言います。

ヒマラヤでは気温が氷点下を上回ることは稀で、最低気温は-20に達します。ヴァンダイクさんは寒さと戦いながらユキヒョウを待ちました。

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

ヤギを襲って失敗するシーン。

ユキヒョウが一度隠れると、少し目を放したら視界から消えたようになるそうです。

「少し背を向けると、文字通り風景に溶けこんでしまってもうどこに居たのか分からない。私達は慣れるまでユキヒョウの場所を見つけるのに数分を要しました」とヴァンダイクさんは言います。

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

これほどのカモフラージュ能力を持っていながら、ユキヒョウの狩りは8回中7回は失敗だったそうです。

「彼は8回目のトライでようやく成功して食料を得ることができました。私はその姿を見て感動で震えました」

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

ユキヒョウの生息地は世界でもっとも文明と隔絶された場所にあるため、撮影に成功することはめったにありません。

冒頭の写真であなたはユキヒョウを見つけることができましたか？

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

一枚目はこの岩の陰に隠れてしゃがんでいました。

©Inger Vandyke/DIIMEX.COM

2枚目の写真は切り立つ崖の上に頭を出して座っていました。

参照：dailymail