NASAが開発したEM Driveエンジンが、真空中でも推力を得られることが確認されて話題となっています。
このEM Driveエンジンは、密閉された空間でマイクロ波を反射させることにより、推進剤を放出することなく推力が得られるというもの。 ただし、なぜ推力が得られるのか仕組みが解明されておらず、マイクロ波照射によって発生した熱の滞留によって得られた推力なのではないかという懐疑的な見方が支持されていました。
しかし、今回真空中で実験されて推力が確認されたため、否定派の論拠は覆された形となります。
現段階のエンジン出力はごく小さいものですが、ジェット燃料などの推進剤を使わずにずっと加速し続けられるため、長い時間をかけることで速度がどんどん増していき、従来の方法では得られなかったほどの速度を得ることができます。 EM Driveは電気エネルギーをマイクロ波に返還し直接運動エネルギーに返還することができ、極めて効率良く推力を得られるということです。 これによって太陽系のおとなりのアルファ・ケンタウリ星系まで行くといった、超長距離の宇宙飛行も夢ではなくなります。
夢の新型エンジンはUFO技術の応用か!
推進剤を燃やすことなく推力を得る…、このエンジン、なんだかUFOみたいですね。
このエンジンの開発は2001年にイギリスの衛星推進研究所(Satellite Propulsion Research Ltd)で始まり、その後中国の研究者も実験結果を発表しています。イギリスと言えば、イギリス版ロズウェル事件と呼ばれるUFO墜落事件がおこっています。 それが「バーウィン山脈UFO墜落事件」です。
1974年1月23日に起こったとされる事件。UFOまたは隕石がバーウィン山脈に墜落したとされている。表向きには何かが墜落してから1時間後に調査チームが派遣、翌日午後2時に調査は終了し何も見つからなかったと報告されている。 しかし近くの村からは黒服の男達が山の中を調査し軍隊は山の周りを非常線で囲っていたと話しており、墜落したUFO、宇宙人の死骸を持ち運ぶためにこのような行動を国はしたのではないかとされている。 また、滅多に地震が起きることのないイギリスにてこの日午後8時23分マグニチュード3.5の地震がウェールズにて観測、そしてその晩空中を飛行する光を目撃したものが多数おりバーウィン山脈UFO墜落事件となんらかの関係があるのではないかとされている。Wikipedia(en)――バーウィン山脈UFO墜落事件
このUFO墜落事件はイギリス国防省により極秘とされています。一説には、イギリス国防省はUFOの残骸の回収に成功したとも言われており、また、そのUFOはロズウェルよりも状態が良かったのではないかとも言われています。
EM Driveエンジンはこの回収されたUFOを元に着想されたと想像するのは飛躍のしすぎでしょうか。
もしUFOの技術でもそうでなくても革新的なこのエンジン。研究が進むのが楽しみですね。