写真:Hurricane Sandy . The Aftermath
アポカリプティックサウンドと呼ばれている空から聞こえる不吉な音。どこから来ている音なのか全く不明な音がまた新たに観測されました。
2015年5月7日 午前7:50 コロンビア
2015年4月4日 ドイツ
トランペットのような、巨大な建物のきしみのような、何かの不気味な音が大音量で聞こえています。これはどう考えてもアポカリプティックサウンドですね。
聖書に記された世界の終わりを告げる音
新約聖書の「ヨハネの黙示録」の中にはこのように記述されています。
七人の天使がラッパ(トランペット)を吹く(8章6節-11章19節)
第一のラッパ:地上の三分の一、木々の三分の一、すべての青草が焼ける
第二のラッパ:海の三分の一が血になり、海の生物の三分の一が死ぬ
第三のラッパ:にがよもぎという星が落ちて、川の三分の一が苦くなり、人が死ぬ
第四のラッパ:太陽、月、星の三分の一が暗くなる
第五のラッパ:いなごが額に神の刻印がない人を5ヶ月苦しめる
第六のラッパ:四人の天使が人間の三分の一を殺した。生き残った人間は相変わらず悪霊、金、銀、銅、石の偶像を拝んだ
天使に渡された小さな巻物を食べた。腹には苦いが、口には甘い
二人の証人が殺されるが生き返る
第七のラッパ:この世の国はわれらの主、メシアのものとなった。天の神殿が開かれ、契約の箱が見える。(引用:Wikipedia/ヨハネの黙示録)
ヨハネの黙示録では、天使のラッパが終末を告げる重要なカギなんですね。
そのため、この怪音が最初に観測された時にオカルティックな僕らはすわアポカリプスじゃ!となったわけですが、実際に鳴ったのは7回どころじゃありませんでした。もう何年も観測され続けて、何回なのかは正確に分からないくらいです。
いままでのアポカリプティックサウンドまとめ
アポカリプティックサウンドは2008年にベラルーシで初めて観測されました。
その後2011年~2012年にかけて世界各地でかなりの数の音が観測されるようになりました。2012年はマヤ文明の人類滅亡の予言の年でもあったため、不安に思う人も多かったようです。
2011年8月11日 キエフ
2011年8月14日 ベラルーシ
こちらの動画では、2012年に発生した11件のアポカリプティックサウンドが纏められています。
2013年8月29日 カナダ
2014年1月18日 ドイツ
日本でもこのアポカリプティックサウンドは、2013年8月13日に観測されています。実際にはいくつかの動画はイタズラで作られた偽物も混じっているでしょう。そのため現在はまだ7回鳴っていないという考え方も成り立ちます。
アポカリプティックサウンドの正体ってなんなの?
アポカリプティックサウンドの正体はなんなのか未だに分かっていません。
・オーロラや放射線帯から放出されるノイズ
・地下から発する音
・UFOが発する音
・地震兵器HAARPによるもの
・風の流れの乱れで発生した音
・巨大なクジラの鳴き声
・近所の人がラッパを練習している
など、様々な仮説があります。
気流と山などの特殊な条件が重なることで発生する珍しい現象で、ずっと前からたびたび起きていたが、スマートフォンの普及で簡単に動画が撮影できるようになったために、動画がたくさん出てくるようになったと考えると自然です。
でもやっぱり怖いので、どこかのお茶目さんがラッパの練習をしているだけであって欲しいな。
参照元:mirror