撮影者:Alan Dacosta
中国広東省で、料理中のシェフに頭だけのヘビに腕を噛まれて死亡する事件が発生しました。
どうやって頭だけなのに噛みついたの・・・
頭を切り落とされ20分後にまさかの復讐劇
今回死亡してしまったのが、高級レストランの料理人パンファンさん。
厨房でヘビのスープを作っている最中に手に噛まれてしまいました。
まさか頭を切り落とされて20分も経ってるのに、噛まれるなんてきっと思っていなかったはず。
この日、妻の誕生日でこのレストランに訪れていたリンさんは事件当時の事をこう語りました。
「厨房から悲鳴が聞こえたが、私たちは何が起こっているのかわからなかった。」
「医者をレストランに呼んでいたが、残念ながら到着した時には既に亡くなっていた。」
「この事を聞いた後は食事なんてする気分になれなかった。」
忘れられない一日になっちゃいましたね。
また警察の発表では、 「パンファンさんは、病院で抗毒剤を投与する前に死亡してしまった。インドシナドクハキコブラに噛まれると、神経毒で呼吸器系を麻痺し、窒息死してしまう。」
「今回の事件は非常に珍しい事だが、ただの事故である可能性が高い。」
「噛まれた際になにかしらの処置が行われた形跡がなかった。」 と発表しました。
爬虫類の驚くべき秘密
撮影者:Daily Mail
ヘビの研究を40年行っているヘビの専門家ヤンさんは 「すべての爬虫類は体を切断されても1時間位までは、切断されても体の機能が働きます。そのため頭だけでも、パンさんの手を噛むことは可能でした。毒ヘビが噛んだ時に出す毒など、幾つかの反射的な行動は頭を切断されても機能します。」と話す。
トカゲのしっぽが切断されたあともしばらく動くことは多くの人が知るところ。しかし1時間も動くとは…。
この毒ヘビは高級食材としても使われている
撮影者:jeremylukehill
今回の事件を引き起こした毒ヘビは、インドシナドクハキコブラという種類のヘビ。
肉は勿論、滋養強壮にもいいため漢方薬にもなったり、皮はブランド品を作るために使われたりと捨てるところがほぼないんじゃないかという。 その反面、手に入れるのは難しく高価なんだとか。
参照元:Daily Mail