2015/5現在噴火の可能性がある活火山・警戒レベルと詳細情報まとめ
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口永良部島が大規模噴火を起こしましたが、桜島も本日朝に大規模な噴火を起こし、桜島の降灰に慣れている鹿児島の人たちが「灰ヤバイ」と続々ツイートしています。
ニュースを見ていたらこんな映像が流れて出社する気力が根こそぎ持って行かれた。辛い。(※言うまでもありませんが、桜島の火山灰です……) http://t.co/jnuUkXxpCF pic.twitter.com/xKJGtqUik3
— そーき@がんばらない爪楊枝P (@souki_e) 2015, 5月 28
灰ヤバイ! pic.twitter.com/pgIz8Cwv2n
— Naru bot (@naru_1D0429) 2013, 8月 18
桜島の人にとって口永良部島の爆発は、「対岸の火事」ではなく「対岸も火事」です。 pic.twitter.com/Dc3hbVpo0G
— ikue (@chestboss) 2015, 5月 29
一体、九州で何が起きているのでしょうか。
九州は世界有数の巨大カルデラ銀座!
現在、環太平洋火山帯の火山が世界中で噴火しています。多くの学者が数万年のサイクルでやってくる火山の活動期に入ったという見解を示しています。
環太平洋火山帯の中でも、大きなカルデラが密集しているのが日本の九州南部です。
阿蘇カルデラ・姶良カルデラ・阿多カルデラ・鬼界カルデラが一直線に並んでいます。
それぞれ過去に巨大噴火を起こし、山体崩壊したカルデラばかりで、縄文人の大移動を起こしたり、氷河期を引き起こしたりしました。今も地下に巨大なマグマ溜まりがあると考えられています。
プレート境界と火山帯がわかりやすい画像がありましたので貼っておきます。
現在噴火している九州の火山帯は全て霧島火山帯です。
富士山と箱根山・三宅島と西ノ島の新島は富士火山帯なんですね。
現在、この霧島火山帯と富士火山帯の両方が非常に活発に活動を始めています。
一体日本はどうなっちゃうんでしょうか?
5/29現在・気象庁が発表している警戒データを見ておこう!
かつて休火山とされていた御嶽山が昨年噴火したように、火山の研究はまだまだ未知の分野です。ですが、今回の口永良部島は1週間前にレベル3に引き上げられ、避難経路を住民に説明していたということで、非常に上手く機能したと評価していいのではないでしょうか。
そんなわけで、気象庁発表の噴火の危険性がある火山データと、そのリーフレットへのリンクをしておきます。近くの火山の情報を調べておくといいかもしれません。
火山名 噴火警戒レベル リーフレット 口永良部島 5(避難) ○ 御嶽山 3(入山規制) ○ 桜島 3(入山規制) ○ 吾妻山 2(火口周辺規制) ○ 草津白根山 2(火口周辺規制) ○ 箱根山 2(火口周辺規制) ○ 三宅島 2(火口周辺規制) ○ 阿蘇山 2(火口周辺規制) ○ 霧島山 (新燃岳) 2(火口周辺規制) ○ 諏訪之瀬島 2(火口周辺規制) ○ 雌阿寒岳 1(活火山であることに留意) ○ 十勝岳 1(活火山であることに留意) ○ 樽前山 1(活火山であることに留意) ○ 有珠山 1(活火山であることに留意) ○ 北海道駒ヶ岳 1(活火山であることに留意) ○ 秋田焼山 1(活火山であることに留意) ○ 岩手山 1(活火山であることに留意) ○ 秋田駒ヶ岳 1(活火山であることに留意) ○ 安達太良山 1(活火山であることに留意) ○ 磐梯山 1(活火山であることに留意) ○ 那須岳 1(活火山であることに留意) ○ 浅間山 1(活火山であることに留意) ○ 新潟焼山 1(活火山であることに留意) ○ 焼岳 1(活火山であることに留意) ○ 富士山 1(活火山であることに留意) ○ 伊豆東部火山群 1(活火山であることに留意) ○ 伊豆大島 1(活火山であることに留意) ○ 九重山 1(活火山であることに留意) ○ 雲仙岳 1(活火山であることに留意) ○ 霧島山 (御鉢) 1(活火山であることに留意) ○ 薩摩硫黄島 1(活火山であることに留意) ○
引用:気象庁ホームページ