現代のホロコースト、ウイグル人に今起きていること

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「ウイグル人」と呼ばれる、ムスリムの民族に対し、中国政府がホロコーストといっても差し支えないレベルでの抹殺計画を進めていることが、徐々に明らかになっています。
男性を収容、虐待、暴行をし、女性は強制不妊手術、堕胎手術を受けさせられ、家族をバラバラに収容するおぞましい民族抹殺計画。
この事件は今もなおこの世界のどこかで起こっており、あなたの使っているブランド製品は、実は収容所で強制労働させられているウイグル人達によって作られたものかもしれないのです。

何故ウイグル人が…?

出典:AFPB NEWS

習近平政権下で、国民への支配力を高めるにあたり、中国国内の「多様性」は障壁となりつつあります。
昨年壮絶な反対運動が起きた香港における「自由」、ウイグルのイスラム教に基づいた「独自の文化」の抹殺など、中国政府は中国国内の思想と文化の統一に本腰をいれているのです。
その一端として行われている、ウイグル人への過酷な弾圧ですが、多くの人が現代社会において、まさかこれほど残酷なことが行われているとは思わなかったため、世界中に衝撃が広がっています。

衝撃の収容生活

出典:GIGAZINE

中国政府は、ウイグル人が「イスラム系のテロ組織に加担している」「国家の反乱を企てている」などと罪をでっちあげ、100万人超のウイグル人を強制収容所や刑務所に入れてきました。
収容されたウイグル人達は習近平国家主席への忠誠を強制的に誓わされ、ウイグル語を話すことさえ禁じられます。
イスラム教は邪教とされ、従わない人は拷問の末に殺されており、今もなお、毎日、何百人ものウイグル人が殺されています。
虐待、拷問、レイプは日常的に行われ、電気ショック、水責め、心理的ないじめ、中身の分からない注射を打つ、女性の性器に電気棒を突っ込む、天井から身体を吊して火で焚き付ける、足の親指で逆さ吊りにするなど聞いただけでぞっとするような蛮行が日常的に行われています。
また、女性は強制的に不妊手術、堕胎手術を受けさせられ、ウイグル人の出生率は大幅に低下、なんとか収容所から生き延びた女性も、もう2度と子供を持つことはできない体となっているのです。

恐ろしすぎる「強制収用ビジネス」

出典:サスティナブルジャパン

さらに恐ろしいのは、中国政府はウイグル人への強制収用をビジネス化しているという点です。

労働力の搾取

強制主要されたウイグル人達は、無報酬で過酷な労働を強制させられています。
中国政府はその労働力を利用することで、大きな利潤を得ていたことが明らかになっています。
コストを抑えたいアパレルブランドの多くは、安価な「メイドインチャイナ」に飛びつきました。
しかし、蓋を開けてみればその多くが「メイドインウイグル」であり、ウイグル人の人権侵害の上に成り立っていた低価格だったのです。
トランプ政権は中国への制裁に先立ち、同自治区内外でウイグル族を強制労働させる生産活動に関与しないよう企業に警告しています。カルバン・クラインやトミー・ヒルフィガーなどのブランドを抱える米アパレル大手PVHや一部の小売企業は、そうした労働慣行への関与を懸念し同自治区との関係を断つと発表。
アパレルだけでなく電子機器などの製造業でもウイグル人の労働力搾取が明らかになっており、多くの企業がや消費者が、コストパフォーマンスを追求した結果、ウイグル人への虐待に間接的に関与したことに世界で衝撃が広がっています。

毛髪だけでなく、臓器まで…

出典:ビジネスジャーナル

ウイグル人を絶滅に追い込む上で、徹底的に搾取を考えている中国政府は、虐殺だけでなく、殺害したウイグル人の髪や臓器などを売買していることがわかっています。
毛髪に関しては、13トンのウイグル人の毛髪がアメリカの税関で見つかるなど、証言だけでなく確たる証拠も出始めています。
また、2017年には中国政府によって、全ウイグル人を対象とした遺伝子検査と銘打ったDNA採集が行われました。
ウイグル人はイスラム教の教えを守り、禁酒禁煙が当たり前であることから、その健康的な内臓に目をつけたと言われています。
強制収容所に収容されたウイグル人でDNAやドナーに適合する人は臓器を取り出され、殺害されているのです。
時には生きたまま、麻酔なしに臓器を取り出されたという告発も出ており、残虐極まりない事態ですが、不法なルートで臓器を買う側も「共犯者」であることが多くこの件に関する真相究明は一層困難になることが予想されています。
しかし、日本では臓器のドナーを探すと数年待ちということも当たり前な中、中国では10日以内にドナーが見つかる点からも、誰かが犠牲になっていることは明らかなのです。
中国の臓器売買ビジネスは年間3兆円もの売上があるとも言われており、この問題にメスを入れるとなれば中国政府の抵抗も相当なものになることが予想されています。

まとめ

中国政府は繰り返し、「彼らの血筋を断て、彼らのルーツを壊せ、彼らの人脈を断ち切り、起源を破壊せよ」と命じ、ウイグル人の絶滅のためには手段を選ばなくなっています。
これだけインターネットが発達した時代に、このような事実が隠蔽され大勢のウイグル人が苦しんでいることに衝撃が隠せません。
あなたのお気に入りのアパレルブランドや、身の回りの日用品にすら、ウイグル人への搾取や虐待が関係していると考えると、決して人ごとではないでしょう。








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