人身売買に性的虐待…恐怖のエプスタイン島

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出典:ローリングストーン

日本メディアではあまり扱われていませんが、アメリカでは政界までをも巻き込んだ一大スキャンダルがあったのを知っていますか?

事件概要

出典:ネットフリックス

アメリカの大富豪、ジェフリー・エプスタイン氏がギレーヌ・マックスウェル氏らと共に、若い女性(中には幼い少女も含まれていた)を自身の所有するリトル・セント・ジェームズ島、通称エプスタイン島に言葉巧みに誘い込み、監禁、売春を強要したことが発覚しました。
中にはそこで亡くなった子供の肉を食べたなどという告発もでてきており、真相解明が期待される中 、2019年8月、エプスタイン氏の自殺によりその真実の多くが闇に葬られることとなりました。
この事件は多くの謎や噂があり、そのごく一部を紹介していきます。

エプスタイン氏の謎の死

当時の捜査で100人を超す被害少女が特定され、判例で言えば終身刑が妥当だったのにも関わらず、司法取引の結果は、わずか13カ月の禁固刑。
性犯罪者としての監視、教育プログラムは義務付けられたものの、収監先も監視の緩やかなパームビーチ郡の刑務所、1日12時間、週6日は外出し、自らのオフィスに滞在することを許されていたというのです。
これはフロリダ州検事だったアレクサンダー・アコスタ氏が手引きしていたことがわかり、同氏は発覚後、辞任に追い込まれました。
また、再審の申し立てで逮捕・拘留されていたニューヨーク州の拘置所内で自殺していることが見つかったわけですが、本来必須である同房者がいない監房に収容されていたこと、30分毎の見回りも実施されていなかったこと、監房の監視カメラが2台とも故障していたこと、遺体の検視において、舌骨を含む複数の首の骨が折れていたことなどから、「他殺説」がでているだけでなく
「自殺を粉飾して実は生存している説」など謎の多い死を遂げています。

エプスタイン氏の交友関係

出典:ビジネスインサイダージャパン

売春斡旋や未成年の性的虐待などの事件は世界各国で起きていることではありますが、エプスタイン氏がここまでクローズアップされ、死や拘留状況にも憶測が絶えないのには、その驚くべき交友関係にあるのです。
エプスタイン氏は政界から芸能界、アカデミックの世界にも人脈を持っていました。
エプスタイン島に出入りしていた「顧客リスト」には、ドナルド・トランプ大統領やビル・クリントン元大統領、エフード・バラク元イスラエル首相、チャールズ英国皇太子の弟のアンドルー王子、レイフ・ファインズやアレック・ボールドウィン、ケビン・スペイシーなど著名な俳優の名前があがっています。大富豪だったエプスタイン氏は政界だけでなく、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学のほか、オハイオ州立大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、サンタフェ研究所、ロックフェラー大学、ペンシルベニア大学などのアカデミックな世界にも多額の資金提供、寄付をしていることから、事件が明るみに出るまで、エプスタイン氏を批判することは一種の「タブー」とされてきました。

エプスタイン氏の闇の計画の噂

エプスタイン氏に関する事件で明るみに出たのは、児童売春、性的暴行、虐待などですが、本当はさらにおぞましい事件が発生、計画されていたと言われています。
その一つが、悪魔崇拝の儀式として、子供を殺し、食べていたという噂です。
またさらって来た若い少女や子供は、性的暴行や虐待を受けた後、人身売買、臓器売買の対象となっていた疑惑も出ています。
また、エプスタイン氏がマサチューセッツ工科大学などのアカデミックな世界に資金提供をしていたのは、生命工学、遺伝子操作により自分の理想の女性を誕生させたり、クローン人間を作ることに強い興味を持っていたことが関係しているとも言われています。

その後どうなった?

エプスタイン島で何が起きていたかは未だわかっていない部分も多く、捜査が進んでいます。
しかし、顧客リストとして名前があがっていたアンドルー王子は、性的暴行は否定しながらも、発覚後に王室を退いていますし、エプスタイン氏から寄付金を受けていたマサチューセッツ工科大学は寄付金を返金するなどの対応に追われています。
トランプ大統領は、自身の名前も顧客リストにあがっているだけでなく、
ビル・クリントン元大統領やオバマ元大統領がエプスタイン島の「上客」だったと暴露するなど、エプスタイン氏と交流のあった著名人の今後に注目が集まっているようです。
また、最近ではNetFlixでエプスタイン氏の謎に迫る番組が製作されるなど、被害者たちや関係者、当事者の告発も活発化しています。
ですが、共犯で逮捕されたギレーヌ・マックスウェル氏をはじめ、女性のスカウト活動や暴行に関与した人物の中には、元被害者という立場からエプスタイン氏の右腕となった人物も多くいるようで、真相解明は難航しています。
今後、真実が明らかになれば、政界や司法の世界、学界、芸能界など様々な世界の勢力図が覆されることになるかもしれません。








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