真偽不明の怪しいニュースが飛び込んで来ました。
バミューダ・トライアングルで90年前に行方不明になった貨物船が今年になって発見されたというのです。
突如現れた「幽霊船」
報じられているところによると、今年の5月16日、キューバの沿岸警備隊がハバナの西沖に所属不明の不審船を発見しました。無線で呼びかけるものの応答は得られず、3隻の巡視船で船に接近して接触を試ることになりました。
彼らはほどなく船を発見しますが、甲板の上には誰もおらず、錆びついた船は幽霊船さながらに漂流していました。
船上を調査した結果、この船はほぼ100年前にバミューダ・トライアングルで行方不明になった蒸気船・コトパクシ号だということが分かったということです。
船からは船長の航海日誌が見つかりましたが、90年前に何が起こったのかは書いてなかったとのことです。
キューバの専門家は船長の航海日誌が本物だと考えています。日誌は90年前の船員の生活に関する貴重な情報が記載されていますが、1925年12月1日に日誌は突然終了しています。
コトパクシ号は1925年11月29日にサウスカロライナ州チャールストンを出港した二日後に失踪しました。
32人の乗組員と2340トンの石炭を積んでキューバに向かう途中のことで、当時は前代未聞の出来事でした。
コトパクシ号はバミューダ・トライアングルで失踪した船の1つとして有名で、映画『未知との遭遇』では、砂漠で船が発見されるエピソードで「コトパクシ号」という名前が使われています。
キューバ当局は船の消失と再出現の謎を解明するために徹底的な調査を行うと発表しました。
「魔の海域」バミューダ・トライアングル
バミューダトライアングルはマイアミ、プエルトリコ、バミューダを結んだ三角形のことです。
この海域で姿を消した船や飛行機の数は数十にのぼると言われています。
この場所はサイクロンが発生するエリアであり、急激な天候の変化が起こります。消失した船の多くは悪天候や人為的なミスによるものと考えられています。
しかし明らかに不可解なケースがあることも事実で、宇宙人の関与やアトランティス文明の遺跡の関与が囁かれています。
参照:zonnews