偽1万円硬貨事件で明らかになったパラレルワールドの存在

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偽造1万円硬貨事件

2017年3月、奇妙なニュースがテレビに流れた。 偽の1万円硬貨を使用した疑いで、1人の男が逮捕されたというのだ。 詐欺容疑で逮捕されたのは、岐阜県の派遣会社の社員を名乗る30代の男。 今年1月、北海道函館のコンビニで、買い物を装って偽硬貨を使用し、商品と釣り8500円をだまし取ったとされている。 コンビニの店員は、記念硬貨のような本物の硬貨だと思い込んでしまったとのこと。 ご存知のとおり、昭和は64年しか存在しない。 ところが、公開された偽硬貨をみると、確かに現実の硬貨としては存在しないはずの「昭和65年」という刻印がある。 裏面には橋のような図柄があるが、それは日本国に存在する橋ではなかった。 捜査機関がこの偽1万円硬貨を鑑定にかけると高価な希少金属が使われるなど上質な材料だった。 しかも鋳造技術も大蔵省造幣局と比べて遜色ないレベルだというのだ。 素人が遊び半分で作れるような品質でないことは容易にわかる。

事件が明らかにしたパラレルワールドの存在

そもそも、精巧な「1万円」硬貨など、使い道がないようなものを一体誰が、なぜ作ったのだろうか。 「私たちが生きる世界とよく似た別の世界=パラレルワールドが存在する」という話は、SF作品などでよく語られる設定だ。 この精巧な硬貨は、昭和65年が存在するパラレルワールドからやってきた可能性が考えられている。 今回逮捕された派遣会社の男は、はたしてパラレルワールドからの来訪者、あるいは帰還者なのだろうか。

パラレルワールド

パラレルワールド(並行世界)とは、ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界を指す。 パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。 理論物理学の世界でもその存在の可能性について語られている。 ビッグバンの過程において、この宇宙以外にも他の宇宙が無数に泡のごとく生じており、他の平行宇宙では、逆に反物質のみから構成される世界が存在するのではないかという仮説も提示されている。 パラレルワールドと、われわれの世界とつながる場所が存在し、何らかの原因により、人や物が行き来すると言われている。








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