松ぼっくりのような鱗を持つ動物「センザンコウ」にまつわる10のこと
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写真:iStock
松ぼっくりのような鱗を持つ「センザンコウ」という動物。
今回は、このセンザンコウにまつわる10のことをご紹介します。
1.恐竜の様に歩く
穴を掘ることに適した脚を持っていますが、歩くのにはあまり適していません。
早く移動する必要が時は、ティラノサウルスの様に尻尾でバランスを取りながら歩きます。
2.彼らは哺乳類です
哺乳類で唯一鱗を持っています。
3.アリクイではありません
アリやシロアリを食べますが、アリクイとは別の動物です。
4.舌が自分の体よりも長い
センザンコウの舌は骨盤にまで続いています。
5.歯がない
長く粘着性のある舌を使いアリやシロアリを飲み込みます。
その際に砂や小石をまとめて飲み込み、消化を助けます。
6.体重の20%は鱗
この鱗はヒトの爪と同じようにケラチンと呼ばれるたんぱく質でできています。
7.泥の中で遊ぶのが大好き
泥の中で丸まって遊ぶ映像が公開されています。
8.危険にさらされると尻尾を振り回す
捕食者に狙われてしまったときにセンザンコウは体を丸めます。
これでも狙われてしまった場合は尻尾を振り回し抵抗をします。
鱗の縁が刃物の様に鋭いため、相手に傷を負わせることができます。
9.絶滅の危機に瀕している
アフリカとアジアに生息しているセンザンコウですが、密猟の影響で8種全てが絶滅危惧種に指定されています。
10.世界で最も違法な取引が行われている動物
絶滅危惧種に指定されいるセンザンコウですが、鱗は漢方薬の材料、肉は珍味として重宝されており、闇市場で取引がされています。
最近では上海空港の税関が250キロの鱗を押収しました。
毎年少なくとも10000匹のセンザンコウが違法な取引が行われています。
参照元:mentalfloss
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