写真:National News and Picture
フロリダのカメラマンは空を見上げて唖然としました。まるでCGや絵のような美しい光景が広がっていたからです。
これは彩雲と呼ばれる現象。現地ではファイヤー・レインボー・クラウドと呼ばれています。環水平アークとして知られているものと同じぐらい珍しい現象です。
この写真はケン・ロットベルグさんにより撮影されました。
ロットベルグさんはこの日の夕方、趣味のテニスを終えて家に帰宅している最中にこの虹を目撃しました。
思いがけないできごとに、彼はカメラを持ち出し撮影をしました。
撮影をしている最中にどんどん虹は変化していき、受け皿のような形になっていきました。
この時のことをロットベルグさんは興奮気味に語っていました。
「私は目撃したものを見て驚いてしまいました。
これは非常に稀な出来事で、ゆっくりと変化していく素晴らしい光景を撮影し続けました。
私の周りの誰もが写真に収めることはしませんでした」
受け皿のような形になるまで、虹の色もそれに合わせて変わっていきました。
写真:National News and Picture
しかし、虹はどんどん雲に隠れてしまいました。
写真:National News and Picture
この後、虹の姿が完全に消してしまいました。
写真:National News and Picture
日本では近頃なんでもかんでも地震雲と呼んでしまうことがありますが、彩雲もまた地震雲として知らており、東日本大震災の前に出現していました。
フロリダでは先日クジラの大量座礁も起こっており、地震が起きないか心配ですね。
参照元:Dailymail