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負の連鎖というものは続いてしまうものです。
今回は、アメリカで最も呪われている8つの家族を紹介いたします。
この負の連鎖は、成功を掴んだ反面のものなのでしょうか?
それとも持って産まれてきてしまったものなのでしょうか?
1.ケネディ家
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アメリカ大統領だったジョン・F・ケネディ大統領がダラスでのパレード中に暗殺されたことはあまりにも有名ですが、その後もこの一家には不幸な出来事が続いています。
大統領予備選挙に勝利した直後にロバート・ケネディも暗殺されており、ジョン・F・ケネディ・ジュニアは飛行機事故で妻と義姉と共に命を落としています。
この他にもこの家族は、不慮の事故で亡くなっています。
2.ゲッティ家
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アメリカの実業家であり石油王のジョン・ポール・ゲッティ一家。
1971年にジョン・ポール・ゲッティの妻が薬物の過剰接種で死亡します。
その二年後の1973年には息子のジョン・ポール・ゲッティ三世がマフィアに誘拐されてしまいます。
マフィアは身代金340万ドルを要求するために、ゲッティ三世の耳を切り落とし、ゲッティに送りつける事件が起こっています。
3.ロックフェラー家
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スタンダード・オイル社を創業した実業家ジョン・ロックフェラー一家。
1951年に姪のウィニフレッドは妻と子供2人を殺してしまう事件を起こしています。また、副大統領を務めたネルソン・ロックフェラーの息子マイケル・ロックフェラーが1961年にニューギニア島で失踪しています。
マイケル・ロックフェラーは民俗学者で、ニューギニアの首狩り族の美術品を収集していたことから、首狩り族に殺されて食べられたといった都市伝説となっています。
この他にもこの家族は自動車事故や病気で不幸にあっています。
4.ヴァンダービルト家
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鉄道王一族だったヴァンダービルト家。
鉄道事業のほかに海運業や不動産業などの事業を展開し、かつては世界一裕福な財閥一家でした。
しかし、創始者のコーネリアス・ヴァンダービルドが亡くなると彼らの事業は次第に失敗を重ねはじめ、20世紀の終わりごろにはニューヨーク5番街にあった10軒の大豪邸は取り壊されしまい、中には貧困で命を落とす者も出てきます。
しかしヨーロッパの貴族やロックフェラー家の子息と婚姻関係を結んでいたため、一族は今でも世界で7番目に豊かな一族です。
5.ブランド家
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20世紀最高の俳優とも言われているマーロン・ブランド。
母はアルコール依存症に苦しんでおり、ブランドの最初の妻アンナは薬物依存に苦しんでいました。
離婚の後、親権をめぐる法廷闘争のさなかで薬物中毒の母に育てられた長男のクリスチャンは、自身もかなり若い内から薬物とアルコール中毒となってしまいます。
長女のシャイアンはボーイフレンドをクリスチャンに射殺され、それを苦にして自殺。クリスチャンもその後、数々の事件を起こし肺炎で亡くなりました。
6.オズモンド家
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70年代に人気を博したオズモンズ(オズモンド・ブラザース)。カウシルズ、ジャクソン5に続いてヒットした家族バンドで、社会現象とも言われるアイドル人気を博しました。
西城秀樹や郷ひろみといった当時の日本のアイドルは彼らの衣装をパクっていることから影響の大きさをうかがい知れます。
ダニー・オズモンドは、オズモンズのヒット後にうつ病を患って入院してしまいます。
マリー・オズモンドは産後うつ病を患ってしまい、自殺を試みたことがあると告白しており、その息子は18歳の時に自殺をしてしまいました。
そうした不幸があったものの、近年制作されたドキュメンタリー映画では、現在オズモンドファミリーは53人の孫と12人のひ孫がいることが明らかにされています。
7.ヘミングウェイ家
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アメリカを代表する大作家のアーネスト・ヘミングウェイ。
晩年、彼は2度の航空機事故から奇跡的に生還しますが、事故の後遺症による躁鬱に悩まされ、1961年にライフルで自殺しています。その後、アーネストの妹のウルスラと弟レスターも相次いで自殺しています。
アーネスト没後35周年である1996年の同じ日に、孫娘で女優のマルゴー・ヘミングウェイが自殺してしいます。
8.リー家
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映画「燃えよドラゴン」など数々の名作を世に送り出した名俳優、ブルース・リー。
1973年に頭痛を抑えるために鎮痛剤を飲みましたが、アレルギーによるアナフィラキシー・ショックで昏睡状態に陥ってしまい、帰らぬ人になってしまいました。
当時は死因について異論が紛糾し、暗殺説や自殺説などが飛び交いました。当時のイギリス統治下香港の捜査当局は死因を不明としています。
長男のブランドン・リーはその出世作になるはずだった『クロウ/飛翔伝説』の撮影中に、小道具の拳銃から実弾が発射される事故で亡くなっています。彼の死もまた陰謀によるものとする噂が囁かれています。
参照元:Allday