中国の急激な不動産開発によって家を立ち退かなければならない人が続出しています。
立退きに際して十分な補償と、暴力を使わないことが法律で決められていますが、そのルールはほとんど守られていないと報じられています。
補償を行わないばかりか、強引に工事を進めてしまうという暴力的な手段が平然と行われています。
道路の真ん中に建ち続けている見るからに古い民家。
つい最近までこんな家が立ち並ぶ場所だったのでしょうが、周囲が綺麗に整備される中で反抗を続けていました。
数週間後の同じ場所の画像ではこの家が無くなっていました。
地元メディアによると、補償合意には達していなかったということで、どんな強行手段が取られたのか想像すると恐ろしいです…。
浙江省の道路は2軒の家が立退き拒否をしていましたが、開発業者は強引に工事を進めて道を通してしまっていました。作っちゃう方もすごいけど拒否する方もすごい。
10週後の同じ場所では2軒の家は跡形も無くなっていました。
安寧市の道路の真ん中に建つ家は、奇妙な光景として有名になりましたが、4週間後には解体されました。
持ち主は補償合意に達していなかったと報じられています。
道路の舗装跡と、脇にはみ出したアスファルトがわずかに名残を残しています。
コチラの家は2012年から周囲に道路を作られ、電気と水道が止められても住み続けて抵抗していました。
同じ場所の現在の姿は家が建っていた場所に真新しいアスファルトが敷かれています。こちらもまた補償の合意には達していなかったと報じられています。
参照:DailyMail