ふしぎ 都市伝説

地下14.4kmから悲痛な叫び声が…「地獄の音」か?シベリアン・ヘルサウンドの謎

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海外で有名な都市伝説をご紹介します。

 

1989年、ロシアで地質調査をしていたチームによって奇怪な音が録音されました。 この奇妙な事件はフィンランドの新聞社の記事になり、通称「地獄の音」として世間に広まりました。

 

博士

以下はAzzacov博士のインタビュー書き起こしです。

「地下1万4400メートルに差し掛かった時だ、ドリルが急に回転し始めた。それはそこに空洞か洞窟がある事を示している。 温度センサーは摂氏2000度まで上昇していた。我々はマイクを下ろし、岩盤の動きを調査する計画を立てた。 しかし、岩盤の動きの代わりに、我々は叫び声をあげる人間の声が聞こえたんだ。最初、その音は自分達の装備・設備から起こっていると思ってそれらを調整した。 しかしそれは我々が最も恐れていたことを確定させてしまった。叫び声は一人の人間のものではなく、何百人もの人間の悲鳴だったんだ・・・」

当時の坑

「私は天国や聖書を信じない。しかし、科学者として地獄の存在は信じる。 今回の発見をして我々は非常に驚いている。そこで何が起きたのか、何が起きたのかわかっている。我々はドリルで地獄の扉に穴を開けたと確信している。」

この事件の後、研究員が怯えて逃げ出してしまったため掘削が続けられず、研究チームは解体されたとのことです。

音声を聞くとたしかに、何人もの人が叫び声を上げているように聞こえます。この音が地下から聞こえて来たら恐ろしい…。 果たしてこれは地獄の罪人たちの叫び声なのでしょうか。

現在の地下掘削世界記録はコラ半島の大深度掘削坑で12.3km。14.4kmが本当なら前人未到の深度となる。 ロシアのことですから、非公式に14.4kmまで掘り進んでいたとしても不思議ではありませんが、やはり眉唾。

現在の坑

コラ半島では12km以下になると180度以上の高温となり、ドリルが溶けたり、何かに引っ張られてドリルが無くなるといった現象が起きたためそれ以上掘ることはできなかったのだとか。 地殻の3分の1を堀っただけで、マントル層には辿りつけていないのですが、それまでの学説を覆す発見が得られたようです。

なかなかに不快な音声なので、再生にはくれぐれもご注意を。

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