カメラが嫌で逃げ出した!? 子供の霊が宿る「カメラシャイ人形」
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この人形のあったフロリダ州キーウェストにある資料館『オーデュボンハウス』は、船乗りのジャック・ガイガー船長と彼の12人の子供の家として200年以上前に建てられた屋敷です。
そしてこの屋敷は後に保育園として使われ、コレラが流行した際に、罹患した子供たちを隔離する役割を担いました。そのため多くの子どもたちがここで命を落としました。
その後しばらくしてから1960年から博物館としてオープンしましたが、怪奇現象が相次いで起こります。
子供たちが隔離されていた部屋で警報機が鳴ることがしばしばあり、観光客や通行人が子供の笑い声や泣く声を聞き、庭園でジャック・ガイガー船長と娘のハンナが歩いているところが目撃されています。
中でも、資料館の一室に展示されていた人形は、どういうわけかまったく写真に写すことができませんでした。
写真が出来上がってくるとなぜか黒い線が入っていて人形が見えなくなっているのです。この噂を聞きつけたあるテレビ局は、この人形がカメラに収められるまで写真を撮り続けました。
まともに写す事が出来たのはこの一枚限りで、これにも左下に謎の黒い線が入ってしまっています。
この現象に興味を抱いたディスカバリーチャンネルがドキュメントを企画し、撮影を行うために『オーデュボンハウス』を訪れることになりした。
撮影を行う日の朝になると、この人形はまるで逃げ出したかのようにいなくなっていました。
今まで不必要に鳴っていた警報機もその時は一切反応しておらず、その後この資料館でこういった不可解な現象が起こることは無くなったそうです。
人形の持ち主だったハンナの不気味な肖像画は今でもオーデュボンハウスにかかっています。
参照:Express