写真:Facebook RinaRipau
6月5日にマレーシア ボルネオ島でマグニチュード6の地震が発生してしまい、18名の犠牲者が出てしまいました。
この地震から一週間後の6月12日にキナバル山で、謎の青い虹が目撃されました。
多くの目撃者からは虹のような青い光がほんの少しだけ出現したいうと報告がでています。
何人かの地元民からは地震の神の怒りがまだ収まっておらず、この青い虹が現れたのでは?とも言われています。
この虹の目撃は今回だけではなかった!
写真:Facebook RinaRipau
専門家はこの虹は「地震発光現象」によって発生したものだと考えています。
この様な現象は今回が初めてではなく、最古のものだと1600年代にも目撃されています。
最近の事例であれば、2008年の四川大地震、2007年のペルー ピスコ地震で目撃されており、撮影に成功しています。
マグニチュード5以上の地震が発生するときにこの発光現象がよく起こるとされています。
この発光現象は地殻変動で岩盤の破壊によって発生した電気が空気中に放電され、酸素がイオン化する事により発生すると考えられています。
発光するタイミングはまちまちで、地震発生前から発生中に起きるものから、ごく稀に地震発生後にも起きます。
様々な光り方が目撃されており、今回の青い虹の様なものから、オーロラが現れたりするケースも目撃されしています。
こちらは四川大地震が発生する30分前に目撃されたもの。
虹のようなものが映っています。
ピスコ地震では地震の発生と同時に空が何度か点滅を繰り返しています。
日本では地震雲がよく知られていますが、こういう現象もあるんですね。
Earthquake lightとしてwikipediaの項目もあるようです。
参照元:Express