あなたも偽装ステーキを食べてるかも?お肉の達人がクズ肉からステーキを作る方法を暴露
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日本でも大きく報じられることのある食品偽装問題ですが、芝海老かバナメイエビかの問題どころではない偽装がアメリカで暴露されました。
「肉糊」と呼ばれる特殊な薬品によって牛肉のクズ肉から「偽のステーキ」が作られていると言うのです。
暴露をしたのはステーキ・BBQ動画のYoutubeチャンネル:Ballistic BBQを作成しているグレッグさん。
彼のYoutube動画は素晴らしく美味そうな肉動画でいっぱいで、夜中に見るのはやめたほうがいい一流の飯テロリストです。
言うまでもなくお肉に精通したお肉の達人です。
グレッグさんはいくつかの飲食店がコスト削減のためにクズ肉からステーキ肉を作り出していると主張しています。
ステーキの作成に使われるのは「肉糊」と呼ばれるトランスグルタミナーゼ。タンパク質を結合する効果のある凝固剤で、まさに肉の接着剤。これはかまぼこにも使われているもので人体に害はありません。
肉糊をハケで塗りたくっていきます。
ところどころ端に穴が開いてますが、カットしたらわからなそうです。
焼き上がりがこちら。中がピンクでジューシーな焼き上がり。美味しそうです。
グレッグさんは、このお肉を食べて、本物のステーキと変わらない味とにおいがすることを確認しました。
「牛肉の細菌は通常、肉の表面上にあります。偽装ステーキの問題は、肉の表面が肉の内部に入ってしまうため、そうした細菌を十分に熱処理できない可能性があります」
と、グレッグさんは偽装ステーキの危険性を指摘しています。
通常のステーキでしたら表面を焼くだけで内部は予熱でレアに仕上げても問題がないのですが、偽装ステーキの場合は危険だということですね。
でも、グレッグさんには悪いけど、こんな手間をかけるくらいだったらハンバーグにしちゃうんじゃないかと思うんだ。
参照:Youtube