現れると不幸が訪れる!メンガタスズメがイギリスで目撃される!
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写真:mirror
現れると不幸が訪れるとされている背中にドクロを持つ蛾のメンガタスズメ。
このメンガタスズメがイギリス ランカシャー州で発見されました。
イギリスでは過去173年間の間に5回しか目撃されておらず、非常に稀な出来事です。
この蛾はランカシャー州に住む7歳の少年ハリー・バーカルくんが自宅の庭で発見しました。
現れると何か災いが起こるといわれている
写真:mirror
メンガタスズメはDeath’s Head hawkmothという呼び名もあり、不吉なことや不幸が起こる予兆、死の象徴ともされています。
様々な言い伝えも数多く存在しています。
この背中のドクロでお分かりの方もいるかもしれませんが、映画「羊たちの沈黙」でもこの蛾は登場します。
イギリスの昆虫学者モーゼス・ハリスはメンガタスズメに対しこう書いています。
「これは悪霊を宿した虫ではないかとみなされています。
人や獣の争い、疫病、飢餓、死が迫っている時にメンガタスズメは夜に現れ、灯された光に集まります」
実は日本でも分布している!
日本でもこのメンガタスズメを見ることができます。
幼虫と成虫、どちらも害虫として扱われています。
幼虫は農作物を食べ荒らすことで農家から嫌われています。
成虫になると蜂蜜泥棒として養蜂家から非常に嫌われています。
このメンガタスズメはミツバチの巣を襲って蜂蜜を盗み飲む習性があります。
しかし、巣内に入りすぎてミツバチに返り討ちにあう事が稀に発生し、巣箱の掃除をしている時に蜂蜜漬けになったメンガタスズメが目撃されています。