写真:wikipedia
何故だか分かりますか?答えは後ほど。
1880年代にパリのセーヌ川でこちらの少女が漂流しているのが発見されました。
今では「l'Inconnue de la Seine(セーヌ川の身元不明少女)」として知られ、1900年代ではこの少女の顔のデスマスクを家に飾ったり、文学でも登場したりと無名の彼女は有名な存在になりました。
どうして有名になったの?
パリの死体安置所の病理学者が、この少女のあまりにも美しい美貌に心を奪われ、型工を呼び少女のデスマスクを取りました。
その後、少女のデスマスクがいくつか作られ、1900年代にはヨーロッパ全土で少女のデスマスクを家に飾るのが流行ったんだとか。
この少女はヨーロッパのみならず、ロシアやアメリカの文学にも登場しています。
一部ではこの神秘的な微笑をモナリザと比較されるようなこともあったんだとか。
心肺蘇生法の訓練用マネキンにもなる。
写真:medelita
1958年には、少女の顔は心肺蘇生法の訓練用マネキン「レスキュー・アン」にも使用されています。
この顔は「史上もっともキスされた顔」とも言われています。
しかし、幾度の心肺蘇生を行ってもこの少女が生き返ることがない事に皮肉を感じてしまいます。
参照元:Viralnova