写真:wikipedia
ウォルトディズニーワールドリゾートがあるフロリダ州。
そんな夢の国でもあるフロリダ州では、現在ある動物が大繁殖をしてしまって困っています。
このままでは、フロリダ州の人口をこの動物が抜いてしまうのも時間の問題かもしれません。
その動物は・・・
ニシキヘビです。
現在フロリダ州で10万~30万匹のニシキヘビが生息しているといわれています。
因みにフロリダ州の人口は約1880万人程。
ハンターが善意でニシキヘビの狩猟をしていますが、繁殖スピードがとても早いため、狩猟を行ってもニシキヘビの数が全然減らないんだとか。
そして困ったことに、ニシキヘビには天敵がおらず唯一対抗できるのはワニだけなんだとか。
これも繁殖スピードに歯止めがかけられない理由ですね。
写真:wikipedia
時には小鹿も飲み込んでしまうニシキヘビ。
生態系の破壊も懸念されていますが、もし子供が飲み込まれてしまったということを考えると・・・
写真:imgur
また2011年には、ニシキヘビがワニを飲み込むという動画がアップされています。
ペットだったニシキヘビが手放されたことが原因
写真:j4yx0r
元々はペットとして飼われていたニシキヘビですが、飼い主はある時、神話に関する調べ物をしており、その時にヘビは神聖なもので、人が飼っていいものではないと結論をだしてしまいます。
その時に飼い主はニシキヘビを手放してしまいました。
そうして野に放たれたニシキヘビは、別のニシキヘビに出会い、赤ちゃんを作り・・・
この行為を繰り返していく内に、フロリダ州は10万~30万匹のニシキヘビが生息するニシキヘビ大国になってしまいます。
日本でルアー釣りが流行り、ブラックバスが持ち込まれた時に湖の生態系が破壊されてしまった事と重なる部分があるような気がします。
ヘビに関する神話は世界各地に存在する
写真:wikipedia
日本でもヘビにまつわる神様や妖怪など多数いますが、世界各地にも神話などでヘビが関係した神様などが存在しています。
幾つかピックアップすると・・・
・北欧神話ではヨルムンガンドという毒蛇の怪物が存在している。
・アステカ神話では、ケツァルコアトルという文化や農耕の神が存在している。
・カナダにはチピトカームという湖に住む蛇が伝承として残っている。
・ギリシャ神話には髪が無数の毒蛇で、見たものを石に変えてしまうメデューサ。
などなど。
しかしこれだけ大繁殖をしているニシキヘビですが、幸いなことに毒を持っていません。
毒を持っていませんが、これだけの数が生息していると外で一休みしてたら足元にニシキヘビが!なんてこともありそうですね。
この大繁殖の元凶となった飼い主の顔が見たいものです。
参照元:Viralnova