凶暴で恐ろしい海の殺し屋であるサメ。そんなサメを陸から釣り上げる浜サメ釣りを極めてしまった19歳の青年がいるようです。
浜サメ釣りなんてジャンルはおそらくオーストラリアにしか存在しないと思うのですが、彼は間違いなくこの競技のチャンピオンなのだ。
とにかくワイルドさがハンパない
このサメ釣り人はマックス・マガーリッジさんは19歳。年下ですがアニキと呼ばせていただきたい。
彼は普段はライフガードをしている青年で、浜サメ釣りの方法を1年かけて完成させたとのことです。今までにキャッチしたサメは200以上。サメを捕まえたら背びれにタグを付けてすぐに海に返すんだとか。
先日はオーストラリアの海岸の秘密のビーチへ釣り旅行を行い、3.86mのタイガーシャーク(イタチザメ)、3.78mのハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)、2.7mのブルシャーク(オオメジロザメ)を釣り上げました。
リールを巻き上げる際のサメとの格闘は3時間に及ぶこともあると言います。
「その戦いはあなたの膝と精神を押し潰そうとします」とマガーリッジ兄貴はFacebookで漏らしています。
彼の釣りの方法は釣りの型にはまらないスタイルで、マガーリッジ・スタイルとでも呼ぶべき方法だと言います。
「私はカヤックで400~600mの沖に出て、カジキ釣りに使う仕掛けに付けたエサを投げ入れます。そして、ビーチでサメがエサにかかるのを待つのです」
彼の目的はサメの研究であるため、サメの駆除が目的ではないようです。
サメを傷つけない釣り針を使い、タグ付けと記念撮影を済ませたら60秒以内に海に返していると言います。