ジョージア(旧グルジア)の首都トビリシで、14日の深夜に大規模な洪水が発生し、動物園から40頭以上の猛獣が逃げ出しました。逃げ出した動物はオオカミ20頭、その他カバ、ジャッカル、ジャガーなどがいるそうです。
14日にトビリシを通過した豪雨によって川が氾濫し、過去50年間で最大の洪水を引き起こしました。
洪水による死者は動物園職員3人を含む19人にのぼり、行方不明者は6人になっています。
17日は逃げ出したホワイトタイガーが男性を襲い、男性は死亡しました。
目撃者によると「大きなホワイトタイガーが男性の喉元を襲った」と話しています。
ホワイトタイガーは駆けつけた現地武装警察に射殺されたということです。
オオカミ6頭、カバ、子グマ、17羽いたペンギンのうち8羽が捕獲されていますが、まだ多くの猛獣が逃亡中と見られます。
ハイウェイの水たまりを泳ぐワニ。
洪水だけでも大変なのに、猛獣がウロウロしているなんて。
動物たちも洪水の被害にあった被害者なので、殺さずに保護されることを願います。