おじいちゃんの家を家宅捜査したら→地下から戦車や高射砲が発見される!
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写真:independent
家で探し物をしていたら、思いがけないものが見つかるという経験はあると思います。
今回はおじいちゃんの家を家宅捜査したら、度肝を抜かれるようなものが発見されたというニュースをご紹介いたします。
地下から戦車や高射砲が出てくる!!
写真:AP
この家にある地下駐車場からはなんと、V号戦車パンター、88ミリメートル高射砲、この他にも第二次世界大戦で使われた装備などが発見され、押収されました。
このおじいちゃんはなんと、第二次世界大戦で使われた兵器のコレクターだったのです。
検察官のビルギット・ヘスは今回押収したものに関してこの様に述べています。
「この押収したコレクションは戻ってくることはないだろう。
ドイツの兵器に関する法律に違反しているし、研究の為に使われるだろう。」
検察では戦車や高射砲の移動をすることは不可能と判断し、軍を派遣して地下駐車場から出す事態にまで発展しました。
おじいちゃんの弁護士ピーター氏は、これらのものが全て非武装の状態で登録されており、チェック項目も全てクリアしているので、押収されるのはおかしいとDPA通信社へコメントをしています。
なんで、家宅捜査されるようなことに?
写真:AP
このおじいちゃん、今年の5月にナチス時代に作られた2つの巨大な馬の彫像を紹介したことでメディアなどの注目を集めました。
この彫像は、ヒトラーが彫像の間を通ったと言われており非常に貴重なもの。
しかし、これらは後に元所有者が現れ、盗品ということが発覚してしまいます。
おじいちゃんはメディアのインタビューで、戦車のことなども話しおり、コレクションに関する秘密はなかった様です。
勿論、この戦車の事は古くから住んでいる地元の人々も知っています。
隣人のクリスティン・シュレーダーはこのおじいちゃんが1978年から1979年の冬に戦車を使って除雪作業を行っていたことを地元誌に語っていました。
しかし、この戦車たちは一体どうなってしまうのでしょうか?
綺麗な状態のパンター戦車はマニア垂涎の逸品のため「ぜひ博物館で展示して欲しい」というコメントが寄せられています。
参照元:the guardian