写真:BARCROFT
ネコというかネコ型の樽だこれ。
そんなデブすぎるネコがとうとうダイエットを始めたというニュースが入ってきました。
このネコはアメリカ ニュージャージー州の動物保護施設に住むスプリンクルちゃん。
スプリンクルちゃんの体重はなんと14キロ。
この体重、4歳の男の子の平均的な体重とほぼ同じです。
因みに平均的なネコの体重は5キロ~6キロなので、1匹で2匹分のサイズ。
左の標準サイズのネコと比べたら大きさは一目瞭然。
写真:BARCROFT
スプリンクルちゃんは差し押さえがされた家で発見され、この施設が引き取ることになりました。
施設でご飯として出されたキャットフードを食べることはなく、人が食べているものに対しては興味津々だったのだとか。
施設内のスタッフの間では、
・元の飼い主がキャットフードではなく、人の食べ物ばかりをあげていた所為でこんなに太ったのでは?
・ネコの世話の仕方を知らなかったんでしょ?
などなど、元の飼い主に対しての憤りを隠せませんでした。
イヌやネコに人の食べ物をあげちゃいけないってよく言われることですよね。
チョコやタマネギは、イヌやネコにとって毒になってしまいますし。
この保護施設に勤めているステイシー・オランドさんはスプリンクルちゃんが訪れた時の事をこう語っています。
「この子が始めてこの施設に来たとき、太りすぎて彼女は歩くことができませんでした。
この施設には40年以上動物を診ているベテランの獣医が居るけど、そんな彼ですら、こんなに太った猫を見たことがないって言うのよ!」
こちらの女性がステイシーさん。
抱きかかえるとステイシーさんの体が隠れてしまう程の大きさ。
きょとんとした顔のスプリンクルちゃん。ご飯のことでも考えているのでしょうか?
写真:BARCROFT
スプリンクルちゃんはこの体系のままだと、様々な病気を患ってしまう危険性がありました。
そこで施設のスタッフと獣医たちが食事の切り替えを行うトレーニングとダイエット食品を開発しました。
その結果、徐々に体重が減り始めましたが、まだまだスプリンクルちゃんを持ち上げるのに一苦労しています。
病気のリスクがあった事を知り、マジで!?と驚きを隠せないスプリンクルちゃん。
写真:BARCROFT
こんな問題児なスプリンクルちゃんですが、施設のスタッフみんなが幸せな生活を送れることを確信しています。
ステイシーさんは最後に「スプリンクルちゃんはまだ4歳で、とても人懐っこい性格です。
現在、適切な体重管理を行っているので、徐々に体重が減ってきています。
痩せたら幸せな未来が必ず訪れます」
と語っていました。
こちらにスプリンクルちゃんが動いている映像がアップされています。
のそのそしています。
今度はいい飼い主に引き取られるといいですね!
参照元:mirror