火星ガニが発見される!NASAの無人探査機が撮影に成功
あわせて読みたい
最近のNASAによる火星の写真に写りこんでいた異様な物体が、この火星ファンの間で物議を醸しました。
確かに、この画像では火星の岩壁にカニのような生き物(?)がへばりついているではありませんか!
他の説としては、エイリアン説やクモ説を唱える人たちがいます。
果たして、画像に映ったのは映画『エイリアン』のクリーチャーのような生き物なのでしょうか。
この写真は、7月某日にNASAにより撮影されたものですが、フェイスブック内のグループ「Journey to the Surface of the Moon:月面への旅行」によって、再び人々の前にさらされることになりました。彼らのスローガンは「やつらは火星についての真実を決して語らない」です。
結局これはなんなの?
SETIリサーチセンターの首席天文学者Seth Shostak氏は、この「宇宙ガニ」は、パレイドリア効果と呼ばれる現象であると言っています。
パレイドリア効果とは、雲が動物の形に見えるといった、脳が不特定の物体の中にある具体的な形を認識できる能力からくる錯覚の一種です。
また彼は、一週間に一度ほど、似たような写真が彼の元に送られてくると言います。
「私に送られてくるこれらの写真は刺激的です。彼らが主張するように、錆色をしたこの惑星で発見できるとは期待していないものが写真に写り込んでいるように見えるからです」
「写っているものは、だいたいが動物です。しかし、稀に自動車部品などのような物体も見られます。その場合、彼らはこれを火星上の自動車だと思うのでしょう」
また、彼は言います。「風化した岩石で埋め尽くされる風景の中に、カニの姿を認めることは、そんなに驚くような事ではありませんし、意味のあることでもないのです。セミコロンにかっこを付した顔文字 😉 が人がウインクしているように見えるのとなんら変わらないのですから」
しかし、本当にそうでしょうか?
この見たこともないような宇宙カニにパレイドリア効果が働くとは思えないのですが。みなさんはどう思いますか?
参照:mirror