【歴史】中世に流行っていた恐ろしいエクストリームスポーツ10種類
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出典元:Medieval Warfare
中世には美しい芸術、騎士道、詩などが沢山生まれました。
しかし同時に、極悪非道なものも同時に生まれています。
中世の陸上競技の多くは、暴力や流血が日常茶飯事でした。
そんな競技が多かったわけですが、今でも行われているスポーツのルーツとなったものも幾つかあります。
今回は当時流行っていたスポーツを10個ご紹介致します。
1.シンティー
出典元:Our Game
アイルランドとスコットランドで人気があった「シンティー」と呼ばれるフィールドホッケー。
中世では、村と村で対戦が行われていました。
因みに、すね当てなしで行っていたんだとか。
これ乱闘とか結構あったんでしょうね。
2.剣の決闘
出典元:ARMA
剣の決闘は、自分の名誉を証明するため、法的な紛争を解決するために行われていました。
今では裁判官が居るので、剣で問題を解決することがなくなったのはいいことです。
3.ゲームボール
出典元:Football Origins
サッカーのルーツとも呼ばれている「ゲームボール」。
2つのゴールを設置し、ボールがゴールを通過すると得点が入ります。
4.アーチェリー
出典元:Medievalists
オリンピック競技にもなっている「アーチェリー」
戦闘で弓を使う場合、致命傷を与えることのできる貴重な武器でした。
スポーツで行う場合は比較的安全でしたが、矢の飛んでいく先に人がいた場合、重症か死亡してしまうことが多々ありました。
5.狩猟
狩猟は貴族が行うスポーツでした。
野生動物に逆に狩られて怪我をしたり死んでしまうことも。
農民たちは森に入って狩猟の対象となる鳥獣を獲ることは禁止されていました。
しかし、畑を荒らす鳥獣の駆除はokだったようで、これを言い訳に密猟も行われていたんだとか。
6.クマやブルの決闘
決闘所の真ん中にクマやブルをロープで結び、死ぬまで犬で攻撃させます。
最終的にはこのゲームは禁止になりました。
7.スティックファイティング
出典元:Medieval Warfare
アイルランドの伝統的な杖を使ったスポーツ。
このスティックファイティング、テナントの権利争いを解決する方法に使われるようにもなりました。
8.ホットザルガイ
出典元:Mental Floss
かもめかもめにも似た「ホットザルガイ」。
誰かがお尻を叩き、叩かれた人が叩いた人を当てるというもの。
9.ハンマー投げ
こちらもオリンピック競技で今も続いていますね。
もう言わなくてもな気もしますが、ハンマーが明後日の方向に飛んできたら・・・
10.ジョスト
出典元:Medieval News
騎士の一騎打ち競技です。
使う武器や鎧は実戦で使うものとほぼ変わらず、剣の切れ味を鈍らせたり、ランスは木製で折れやすいものに変更されたり、先端には王冠状のソケットがつけられていました。
こうすることで、生命の危険は減りましたが、ランスの折れた破片がヘルメットの隙間にささる事故が時々起こりました。
今では禁止されている競技もありますが、結構エグいことをやっていたんですね。
参照元:Viralnova