おに怖ニュースで初となる心霊スポットレポートをお届けします。
今回、我々おに怖取材班が向かったのは東京・新宿区の箱根山。
高田馬場と早稲田の中間あたりの戸山公園内にある人口の山が箱根山です。
ここは新宿区内の憩いのスポットとして昼間は子供や散歩する住民であふれていますが、都内でも有数の心霊スポットとしての顔を持っています。
ここはかつて残酷な人体実験を繰り返した731部隊の関連施設があり、被験体となった人々の多数の人骨が見つかったことがあるのです。
そのため深夜には助けを求める叫び声が聴こえ、人魂が目撃されるなどの噂が囁かれているとか…。
また、公園内にある公衆トイレで自殺した男性の霊が出ると言う噂もあるのですが、果たしてそれらの現象に遭遇できるでしょうか!?
地下鉄東西線・早稲田駅から徒歩で戸山公園を目指します。
時刻は夜8時過ぎ、あいにくの雨模様でした。
駅近くはまだ早稲田大学の学生がワイワイと歩いていましたが、早稲田大学のキャンパス入り口を過ぎると途端に人の気配が無くなります。
雨だということもあって公園内の人は少なめ。時折犬を連れた近所の方が歩いているぐらいでした。
さっそく噂のトイレと思しき公衆トイレを発見。
(このトイレで合ってるのかな?)
トイレ内部は真っ暗でシャッターが降りません。
近づいたところ急に電気が点いてびっくり!
どうやら人が近づくと自動で点灯する仕組みのようで…。エコですな。
中は特別汚いということもなく、ごく普通のトイレでした。
公園内は丁寧に整備されていて、昼間だったら綺麗なんでしょう。
いわくありげなカーブミラーを発見。
さあここからは登山となります。
箱根山の側に来ると途端に暗さが増したように思えます。フラッシュを焚かないとなかなかシャッターが降りません。
陸軍戸山学校の碑がありました。
こちらが登山道。なかなか山らしい急勾配です。
数秒で山頂に到着。が、やはり真っ暗でシャッターが降りない。
フラッシュを焚いて撮ると大量のオーブ…ではなくこれはフラッシュに反応した雨粒です。たぶん。
登頂証明書を貰えるらしい。
反対側の登山道を降りて山頂を望んだ写真。
山の麓(?)には教会がありました。
この石の建築部分は旧陸軍の施設なんだとか。
今では普通の幼稚園になっています。
古地図を見た限りではおそらくこの辺りが731部隊の居た旧陸軍の防疫研究室。
全体的に非常に暗いです。
ぐるっとこの辺りを回って帰ろうとしたら猫ちゃんが遊んで遊んでと寄ってきました。
毛並みのいいかわいい猫ちゃんでしたが、動き回る上に暗いため化け猫のように映ってしまいました。
怪奇現象は特に起こらなかったけども、十分に怖い雰囲気のある場所でした。
アクセスのしやすさといい、暗さといい、肝試しにはもってこいの場所ですね。
自分では気づかなかったですけど、何か映っているのかも知れません。何かに気づいた方はぜひFacebookやTwitterでご指摘ください!