尾の部分がオレンジ色の、明るい緑の火の玉がアルゼンチン上空で目撃されました、そして、信じられない光景が捉えられました。
ブエノスアイレス上空に現れたこの隕石が大気圏に突入したのは、夜9時頃でした。
地元紙のLa Nacionが伝えるところによると、これは10秒間ほど目撃されましたが、事故などの報告は現在のところは無いとのこと。
ブエノスアイレス上空に現れた不思議な火の玉の動画
現地時間の夜9時に隕石が大気圏に突入
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの宇宙物理学科のフランシスコ・ディエゴ博士はMailOnlineに対し、この現象と隕石の起源について語りました。
「我々の太陽系には、未だに浮遊している岩石などがあります。これが地球の大気圏に突入するときに燃焼し、流星となるのです。その大きなものは隕石と呼ばれています。」
「さらに、数千ものロケットの破片や古くなった人工衛星なども地球の低い軌道上を周っており、それらも大気圏に入ってくると燃えてしまいます」
彼は、隕石が地球に墜落し、大きな損害を与える可能性は示唆したものの、この現象については心配することは何もないとも答えました。それは極めて稀なケースなのです。
10秒間ほど目撃されたものの、事故などの報告はなし
隕石がこれほど明るく輝くのは通常あり得ません。しかし、上空にそれらが現れること自体は珍しいことではありません。
ディエゴ博士はこう付け加えました。「このような現象は、日々世界中の至るところで起こっているでしょう。ただ、このような形で記録されることはまずないのです」
参照:dailymail