参照元：wikipedia シリアルキラー･･･ジョン・ウェイン・ゲーシー、エド・ゲイン、ジェフリー・ダーマー、アルバート・フィッシュ･･･ いつの時代でも連続殺人鬼は居ます。 今回はアメリカ・シカゴに殺人ホテルを築いたシリアルキラーをご紹介します。

アメリカで最初に文書化されたシリアルキラー

参照元：wikipedia 彼の名前は「HH ホームズ」。 自白では27人の殺人を認めていますが、推定では200人程の犠牲者が出ているのだとか。 当時のシカゴは1893年に開催されるシカゴ万博の準備で沸いていました。 元々、保険金詐欺や結婚詐欺を働いていた彼がホテル事業に乗り出しました。 それが後に殺人ホテルとも呼ばれているホテル「世界博覧ホテル」です。 このホテルは建設して数年後に焼失しており、今はシカゴの郵便局が建っています。 最近ではオフィスのメンテナンスを行っていた男性がこのホテルの秘密のトンネルを見つけました。

殺人ホテルの正確な間取りはホームズしか知らない

参照元：wikipedia このホテルの建築にはいくつもの業者に発注をしましたが、ホームズが代金を踏み倒すことで工事が中断。それを何度も繰り返しこのホテルが完成しました。 こうすることで、ローコストで建てられただけではなく、誰からも疑われず殺人ホテルの建設を行えました。 全ての部屋は秘密の通路がついており、各部屋にガス栓がついており室内で客を中毒死させることもできたのだとか。 地下には、拷問用具や外科手術道具などがあり遺体の臓器など病院や医療学校に販売していました。

犠牲者のほとんどが女性

参照元：wikipedia 1892年にホテルが完成し、翌1893年5月1日にシカゴ万博が開催されました。 その間の6ヶ月間は宿泊客が絶えず、ホームズは獲物の選別を行っていました。 条件としてはこの3つ。 ・金持ちであること ・美人であること ・遠方からの客であること

ホームズの右腕「ベンジャミン・ピテズ」

参照元：wikipedia ホームズ一人ではここまでのことはなしえませんでした。 ホテルの共同経営者であり、彼の右腕でもある「ベンジャミン・ピッツェル」。 大工でありギャングでもあった彼がこのホテルの設計も行いました。

あっけない逮捕から芋ずる式に事実が

参照元：wikipedia 万博が終わり、客が激変してしまった殺人ホテル。 ホームズは再び詐欺を働きます。 彼の右腕でもあったベンジャミンと2人の子供を殺害し、保険金を騙し取ろうとした事件で逮捕されてしまいます。 このことで、殺人ホテルの全貌が分かり、1896年5月7日に絞首刑に処されました。 参照元：Viralnova