海の危険生物の中でも横綱クラスに危険なウミヘビとオニダルマオコゼが戦ったようです。お互い人間をあっという間に死に追いやる猛毒を持った生き物同士。そこに勝者は存在しているのでしょうか。
この模様を目撃したのはオーストラリアのスピアフィッシングチャンピオンであるリック・トリップさん。トリップさんは海洋生物に精通しているため、戦っているのが最強の毒を持つ生き物同士だということがすぐ分かったと言います。
「私はウミヘビの頭の後ろを掴んで、口からオニダルマオコゼを取ってリリースしました。ウミヘビは海に戻った瞬間はとても嬉しそうでしたが、しばらく泳いでいるとまっすぐに伸びて動かなくなってしまいました」
トリップさんによると、両者はは双方の毒で互いに中毒死しただろうということです。
オーストラリアの毒性生物は他の大陸よりもなぜか異様に毒が強いことで知られています。
世界最強の毒同士の対決はやはり引き分けに終わったようです。
参照:dailymail