異常なドーピングで完全に戸愚呂弟になってしまったマッチョマンが凄い
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ハルクのモデルは俺だ!と語る筋骨隆々なこのマッチョマンは、ブラジルに住む25歳のアマチュアボディービルダーのロマリオドス·サントス·アルベスさん。バイクも片手で軽々と持ち上げてしまいます。この上腕二頭筋の太さは63.5センチだとか。
トンデモニュースばかりを報じているイギリスのバークレストTVが報じました。
「子供たちが私の所に来るとハルクだ!と言われ、一緒に写真を撮ることもあるよ。ハルクは私の体をモデルにしているに違いない。」とロマリオドスさんは語ります。
彼はどうやってこんな体を手に入れたのでしょうか?
シンソールを3年間打ち続けたらこうなってしまった。
ロマリオドスさんはシンソールと呼ばれる合成油脂を3年にわたって筋肉に打ち続けた結果、ハルクのような体を手に入れました。
このシンソールという薬物は一部のボディービルダーからは邪道として扱われ、忌み嫌われています。
高い効果を持つ代わりに強い副作用があり、使用すると肺塞栓、神経損傷、感染症、脳卒中のリスクを負います。限界量を守らずシンソールを注入したら、注入部分が破裂することもある危険な薬物です。
彼は普通の注射針ではシンソールが浸透しないため、牛に使用される注射針を使うほどの異常な中毒者でした。禁断の薬物の過剰な接種を行った結果、異常に発達した筋肉を手に入れました。
その代わりに彼は深刻な健康問題に直面してしまいます。
生きるために腕を切断する必要もあった。
左はシンソールを打つ前。右はシンソールを3年打った結果。
3年でこんなにも人は変わってしまうのですね。
シンソール中毒者となってしまったロマリオドスさんですが、ある日、生きるためには腕を切断する必要があると医師に言われてしまいます。
異常なシンソールの接種法を行った結果、彼の上腕二頭筋の筋肉は壊死しかけていました。
一時は腕の切断もやむなしという状況でしたが、幸い腕の中でできてしまった石の除去をする手術で済みました。
プロのボディービルダーを目指しているロマリオドスさんですが、現在ではシンソールを打ったことを後悔しているようです。
もうシンソールを打たないと誓った彼ですが、もしシンソールを使用したら同じ過ちを繰り返してしまいそうだとバークロフトTVに語っています。
参照元:Mashable